このページの先頭です

当サイトについて

コラム一覧 節税が可能な外壁塗装とは?住宅特定改修特別税額控除

節税が可能な外壁塗装とは?住宅特定改修特別税額控除

5715view

2018.01.22

住宅特定改修特別税額控除とは

住宅特定改修特別税額控除の概要

住宅特定改修特別税額控除とは、自宅を改修する際に省エネ目的で工事をした場合、一定要件の下で、一定の金額がその年分の所得税額から控除されるというものです。外壁塗装工事もその対象となっており、省エネ目的の外壁塗装工事であればその費用のうちの一定金額分は節税できるということです。住宅特定改修特別税額控除の適用要件は以下のようになっています。

  • 一般省エネ改修工事をする家屋が居住用であること。
  • 一般省エネ改修工事の日から6ヶ月以内に居住していること。
  • 住宅特定改修税額控除を受ける年分の合計所得金額が3,000万円以下であること。
  • 全ての居室の窓の改修工事、またはその工事と併せて行う床の断熱工事、天井の断熱工事若しくは壁の断熱工事で、省エネ性能が平成28年基準以上となる工事(平成28年以降の基準で省エネと認められるもの)であること。
  • 外壁塗装費用の額が50万円以上のものであること。
  • 外壁塗装工事をした後の床面積が50平方メートル以上であり、床面積の半分以上が居住用であること。

この場合の床面積は、登記簿に記載する床面積をいいます。事前に登記簿を確認する必要があるということには注意するべきです。また、所得金額が3,000万円以下という点について、収入ではなく所得であるということにも留意してください。所得金額ですので、年収から所得控除を差し引いた後の金額が条件を満たしている必要があります。

そして、省エネ性能が平成28年基準以上である必要があるので、外壁塗装業者との事前の打ち合わせが重要です。さらに、増改築等工事証明書が必要となるため、これも外壁塗装業者との打ち合わせの際に依頼しておきましょう。

住宅特定改修特別税額控除の控除額

住宅特定改修特別税額控除の控除額は、250万円を上限とした一般省エネ改修工事の費用の額の10%です。つまり、外壁塗装工事費用の額が250万円であれば、25万円の税額控除を受けることができます。所得控除ではなく税額控除という点が大きなメリットです。なお、適用を受ける際には確定申告を行う必要があります。

住宅特定改修特別税額控除が適用される外壁塗装

省エネ塗装とは

住宅特定改修特別税額控除を受けることができる外壁塗装は、遮熱塗装と断熱塗装です。

遮熱塗装

太陽光を反射させる成分を含んでいる塗料です。通常塗装では太陽光の紫外線を透過してしまいます。紫外線は建物に侵入し、建物内に熱がそのまま伝わりますが、遮熱塗装はそれらを反射する効果を持っているので、屋内に紫外線の熱が伝わりづらいという特徴があります。

断熱塗料

断熱材の効果を持つ成分を配合している塗料です。熱が伝わりづらい塗料といえます。夏は外からの断熱を、冬は内からの断熱をすることができるので、暑さと寒さの両方に対応することができ、快適な屋内環境を作ることが可能です。また、遮音効果もあります。

省エネ塗装で節税が可能に

外壁塗装を遮熱塗装または断熱塗装にすることで、住宅特定改修特別税額控除を受けることができ、節税することができます。この節税は、単なる所得控除ではなく税額控除なので所得金額の高さに関係なく、とても効果が高いものといえます。さらに、省エネ目的で外壁塗装をすることで、地方公共団体によっては節税だけではなく補助金を受けることも可能です。

夏場と冬場のエアコンにかかる電気代を減らすこともできるので、まさに一石二鳥といえるでしょう。資源を大切にし、住宅をより住み良いものに変えることは、豊富な経済的メリットを受けることにつながります。外壁塗装費用はどうしても多額になりがちですが、省エネ塗装にすることでその負担は確実に少なくなります。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る